チンパンジーも自分の名前認識=脳波、特異な波形示す−東大など(時事通信)

 チンパンジーの脳波を観察したところ、自分の名前をほかの情報とは区別して処理していることが分かった。東京大や林原類人猿研究センター(岡山県玉野市)などの共同研究チームが22日、発表した。
 人間は自分の名前に対し、脳内処理のレベルでもほかの音より強い注意を向けるとの研究結果が存在するが、チンパンジーでも同様の結果が得られたことになる。名前は、人間の赤ちゃんが自己を認識していく過程でも重要と考えられており、今回の研究には、人が持つさまざまな認知能力の進化の背景を探る狙いがあるという。
 滋賀県立大の上野有理准教授(当時東大研究員)らは、同研究センターで飼育されている雌のチンパンジー「ミズキ」(当時9歳)の頭に電極を付け、(1)自分の名前(2)群れのほかの個体の名前(ツバキ)(3)知らない名前(アスカ)(4)自分の名前に似た非音声−を聞かせたところ、自分の名前の時だけ特異な波形が観察されたという。 

【関連ニュース】
大翔くん、陽菜ちゃんが1位=今年生まれた赤ちゃん
懲りない原因は脳内物質?=セロトニン不足、学習効果低く
1位は「大翔」と「凛」=今年の赤ちゃん命名
脂質高い人、脳卒中リスク低い=4万8000人データ分析

神社撤去 最高裁、過去の基準は「目的効果」(産経新聞)
<東名阪死亡事故>過労運転させた疑い 運行責任者ら送検(毎日新聞)
【中医協】医療技術344件が2次評価へ(医療介護CBニュース)
「戦ってください」密談バラした首相の真意(産経新聞)
踏切で1人倒れ、助けようと…高齢夫婦死亡(読売新聞)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。